■ 地図とデータを用意しよう ■

地図を用意しよう
   いよいよ自転車ナビが完成しました。
 これを使うためには、携帯端末にいれる地図データと、GPS受信機側に入れるポイントデータが必要です。
 地図データは前述の通り「MapFanV」の地図データを使います。付属の「マップインストーラーデジカメ&CE」を使えば簡単に切り出すことが出来ます。これを携帯端末で使うコンパクトフラッシュ(CF)カードにコピーすれば良いだけです(パソコンにCFカードが使える環境が必要です)。
 ただ、ここで一つ注意が必要です。どうやら地図切り出しソフト「マップインストーラーデジカメ&CE」に不具合があるのか、大きなサイズの地図を切り出すと誤差が出てしまいます。小さな地図を複数切り出す方が精度が良くなります。「MapFanCE 2000」では複数の地図をつなぎ合わせて表示してくれるので、小さく切ってもあまり問題はありません(継ぎ目が気になることもありますが)。
ポイントデータ編集ツールを作ろう
   面倒なのはGPS受信機に入れるポイントデータです。ポイントデータとは、目的地などの緯度経度の座標データのことです。携帯端末側に表示される地図だけでも十分便利なのですが、GPS受信機にポイントデータを入れておくと、GPS受信機のナビゲーション機能が使えます。目的地までの方向と距離をGPS受信機が教えてくれるのです。これを使わない手はありません。
 なぜポイントデータを入れるのが面倒かというと、GPS受信機の少ないボタンを操作して1つ1つ緯度経度と地名を入れないといけないからです。ポイントの緯度経度は「MapFanV」でその地点を表示させれば緯度経度が表示されますので、それを見て手でGPS受信機に打ち込むのです。
 これではあまりに原始的なので、ちょっとしたツールを作ることにしました。
 「MapFanV」では、

mf://mapfan/map/pos? longitude=E135.31.44.6 & latitude=N34.41.4.2 & realscale=25000

のように、現在の座標とスケールがURLのような形式で表示されます。ここから緯度軽度を取り出し、GPS受信機のポイントデータに変換するツールを作れば良い訳です。
 GPS受信機のポイントデータはメーカー(EMPEX社)の独自のフォーマットでパソコンとやりとりすることが出来ます。またそのフォーマットは公開されていますので自作可能なのです。
 ツールを作るための開発ソフトですが、「Visual C++」や「Visual Basic」で作れば良いのでしょうが、私はどちらも持っていないので、「Excel 2000」のVBA(Visual Basic for Application)で作ることにしました。Excelの表機能を使えば簡単に処理出来ますし、あとあと便利そうです。
 しかしここでふと思いつきました。「MapFanV」には簡単なデータベースの機能があります。その機能の一つに「スポット」というのがあり、地図上で簡単にポイントを「スポット」として登録できるのです。このスポットデータを変換して使うことが出来れば、かなり楽が出来ます。
 「MapFanV」には「スポット」データを「エクスポート」する機能があります。エクスポートする形式は色々選べますが、使えそうなのはCSV形式でしょう。
 そこで「MapFanV」が吐き出すCSVファイルが読み込める機能もつけることにしました。
 そして完成したのが、「PNEdit.xls」です。「PN」とは私のGPS受信機GPS65EZの愛称「ポケナビ」のことです。

「PNEdit.xls」をダウンロードする
  LHA形式で圧縮されています。ダウンロード後、展開してください。
 このファイルは「Microsoft Excel 2000」用のファイルです。「Microsoft Excel 2000」が必要です。マクロ(VBA)を使用しているため警告が表示される場合があります。
 ポイント名称はアルファベット、記号、ひらがな、カタカナが使えますが、GPS用ファイルとして保存すると半角に変換されます。ひらがなはカタカナに変換されます。また、12文字以降は切り捨てられます。漢字等の不正文字が入ったときのチェックはしていませんので注意してください。
 「MapFanV」でデータをエクスポート/インポートするときは、緯度経度は1/10秒の単位を選択してください。
 このツールにはGPS65EZに転送する機能は持っていません。XMODEMが使えるターミナルソフトをご使用ください。
 このファイルは自由に使っていただいても改造していただいても結構ですが、これを使用することによって何らかの損害が生じても責任は負いかねますので、ご了承願います。

 さて、「PNEdit.xls」を使って早速、ポイントデータを作ってみました。

大阪周辺のポイントデータをダウンロードする
 LHA形式で圧縮されています。ダウンロード後、展開してください。
 ファイルはCSV形式ですので、GPS65EZで使うには「PNEdit.xls」で変換する必要があります。
 このファイルには大阪府下および周辺地区の主要ポイント(と私が思うもの)が約230ポイント入っています。
 データの精度、地名の間違い等の責任は負いかねますので、それを了解の上でお使いください。

データの例)
名称,緯度,経度,更新日付
"あまのさんこんごうじ",1239290,4879180,00/02/24
"あわしまじんじゃ",1233750,4862510,00/02/24
"いけだえき",1253460,4875430,00/02/24
"いこまさん",1248308,4884543,00/03/04

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