これは筆者が、1998年2月に自作パソコンを組み立てたときの、涙の物語です。
ここに載せている価格等は当時のものですので、ご注意ください。
■買い物編
--------- Pentium II 自作ATXマシン ----------------------------------
マザーボード ASUS P2L97 440LX/AGP/ATX 233-333MHz \25,800
CPU Pentium II ECC/266MHz \57,800
CPUファン TP2-5030BP2 \2,980
ビデオ ASUS 3DexPlorer AGP-V3000 \20,200
メモリ SDRAM DIMM 32MB/10ns/4CLK \7,380
ATX用タワーケース MS-304 ATX 250W \14,800
ハードディスク Westen Digital Caviar AC36400L 6.4GB/EIDE \35,800
CD-ROMドライブ TEAC CD-532E 32倍速/EIDE \11,800
IDEケーブル (CD-ROMドライブ用) \600
音源ボード Sound Blaster AWE64 Value バルク \11,800
フロッピードライブ TEAC FD-235HG 3.5inch/3mode \2,980
キーボード ミツミ KPQ-EA9EA PS/109日本語 \2,980
マウス LOGITECH PS (ALPS OEM) \1,980
基本システム小計 ------------------------------------- \196,900
OS Windows95 OSR2.1 \16,800
SCSIカード Tekram DC-310U PCI Ultra-SCSI \6,980
ネットワークカード メーカー不明 10base-T/2 PCI バルク \2,980
購入システム合計 ------------------------------------- \223,480
これらのパーツを日本橋で5件ほど回って集めました。なにしろ今まで全然興味がなかったので、知識が全然ありません。雑誌や本で調べることも人に聞くこともしなかったで、ひたすら店頭を回って物色しました。そんな買い方でよくもまあ動いたものです。
最初に考えたのはマザーボードでした。
店にいくとなんやらいっぱい並んでいるけど、どれがなんやら全然わからない。ATXとかAGPとか書いてあるけど、意味が全然分からない。で、TWO-TOPのカタログで研究することにしました。
で、ボードにはATとATXの2種類があるらしい、ということと、PCI以外にAGPと呼ばれるバスがあり、ビデオボードをそこに挿すものらしい、ということが想像でわかりました。
さらにIntel 440LXとかいう新しいチップセットがあるらしい(何が今までと違うのかわからないけど)。
で、総合するにATXでAGPで440LXというのが一応時代の最先端らしい、というのが検討がついたので、それに該当するボードを調べるとASUSというメーカーのP2L97というボードがそれらしい。しかし聞いたことがないメーカーだ(といってもボードメーカーなんて他も知らないけど)。何軒か店を回ってみると、どこの店にも置いてあったのでメジャーなのだろう、ということでボードはASUSのP2L97に決定。実にあんちょくに決めたもです。しかしASUSはなんと読むのだろうか? エイサスかな?
で、次にビデオカード。
これがおそらくもっともマザーボードと相性問題が出ると思ったので、同じメーカーのやつがあるかな、とおもったら、ありました! ASUSのAGP-V3000。しかもAGPなのでぴったり。というかおそらくマザーボードとセット開発したのだと思われるが…。とにかくビデオカードはこれに決定。
次はハードディスク。
店先の値段表を見てみると4GBから6GBまでは等間隔に値段が上がる。4GBの下はそんなに差がなく、また6GBの上は極端に高い。となると6GBが最もお得なようだ。ということでWestern Digitalの6.4GBに決定。
で、TWO-TOPやソフマップで見ていると、マザーボードとハードディスクを買うとWindowsのOSR2.1が一緒に買えるらしい。やはり最新のボードには最新のOSでないとヤバそうなので、これも一緒に買うことにしました。
ここまで決めたところで、現金を握り締めて実際の購入に回ることとなりました。
何軒か回った結果、ソフマップがマザーボードとビデオカードとハードディスクがそれぞれ1000円ずつTWO-TOPよりやすかったので、ここで買うことにしました。
ついでにPentiumII対応と書かれたミニタワーケースも11800円であったので、これも買おうとしたのですが売り切れでした。
あとから調べるとWindowsが2000円TWO-TOPより高かったので(値段表示がなかった)、実際は1000円安かっただけでした。
裏通りのT-ZONEの近くにあるソフトアイランドという店にはタワーケースがいろいろ並んでいたので、ここで買うことにしました。しかし電源のワット数とATかATXかということしか書いていないので、どれが使えてどれが使えないのかわからない。
仕方がないのでちょっと手が空いた店のお兄さんを捕まえて選んでもらうことにしました。素直に「ケースが欲しいんですが、PentiumIIで使えるATXのケースでお勧めのやつをください(実はこの時点でもATXが何かは分かっていなかったがボードにそう書いてあったので)。あ、なるべく小さいやつで。」と頼みました。お兄さんはミニタワーのお勧め品を見せてくれましたが、あいにく品切れだったのでミドルタワーのやつにしました。PentiumIIは背が高いのでミニタワーなら幅があるやつでないと駄目で、ミドルタワー以上がやはり安全だそうな。
で、ケースを聞く前にその店ではCPUが安いのも見ていたので、一緒にCPUも頼みました。
CPUは、PentiumIIの233MHzと266MHzではそんなに差がないような気がするので、最初は233MHzにしようかと思っていました。その値段の差(2万円)でメモリを買えば、そこそこ速いマシンになるだろうし、ボードは333MHzまで対応しているのであとでCPU交換で100MHzアップできる余裕があるわけです。
しかし日本橋をぶらつきながらいろいろ見ていると、もう233MHzは入門機用、メインマシンは266MHz以上になっているようで、かつECC付きは266MHz版からしかなく、後から発表されたECC付きのほうがECC以外にも改善されているような気もするし、233MHzでECC付きがないというのはインテルが233MHzを切り離しにかかっているようにも思えました。
それで2万円の値差にうなりながらも、ついつい店のお兄さんに266MHzを頼んでしまいました。もちろんECC付きの。
クーラー付きのインテル箱入り品にも引かれたのですが、あの直方体の真ん中でファンが回っているという、まるで「仮面ライダー変身ベルト」のような別付けファンに魅了され、ファンなしのばら売りCPUにしてしまいました。もちろん「変身ベルト」も一緒に買いました。こんな決め方をした人は他にはいないでしょう。
その店でさらに、SoundBlaster AWE64のバルク品と、メーカーのわからない怪しいネットワークカードとマウス(LOGITECHというLogitecとは違う怪しいブランド製)も買いました。
さて、残るはメモリとCD-ROMドライブとフロッピードライブ。これらはTWO-TOPが一番安かったので、そちらで買いました。
するとレジの前にSCSI-2のホストアダプタが5980円で置いてあり、しかもASUSのマザーボードでブート確認済み、と書いてあるではありませんか! これはいい、と思って手にとって見るとその横にはUltra-SCSIのホストアダプタが6980円。レジに差し出したときには、しっかりその箱を握り締めていました。
なお、メモリは将来ECC付きの64-128MBを積むつもりなので、今は32MBで様子を見ることにしました。32MBは安いですが64-126MBは、まだ高かったのです。CPUを233MHzにしていたら32MBを3枚買うつもりだったのですが…。
最後にキーボードとCD-ROMドライブ用のIDEケーブルをソフマップで買い、無事に全パーツがそろいました。持って買えるのが重かったこと。
なお、上記のセットでショップオリジナルPCより1万円ほど安くできていると思います。
長くなったので、ハードウェア組み立て編とソフトウェア導入編はまたのちほど。組み立ては簡単でしたが、ソフト導入が大変でした。何度フォーマットからやり直したか…。
■組み立て編
買ったものを家に持って帰ると、夕食の時間だったので先に夕食を食べて、それからじっくりと組み立てにかかりました。
最後に突っ込むことになるであろう音源とネットワークとSCSIのカードはとりあえず脇へ押しやり、ケースとマザーボードを取り出します。
ケースの向かって左サイドのカバーを開けるとガバッと中が見えます。カバーを止めているネジは、トルクスとかいう変なネジではなくて普通のネジ3本でした。
ケースの中からはACケーブルとネジ類が出てきました。それはとりあえず脇へ置いといて中を覗くと電源コードをズリズリと引っ張り出します。フロント側からは細いケーブルが何本か出ているのでそれも引っ張り出して、邪魔にならないように束ねておきます。
次にマザーボードの梱包を開くと、なんと日本語マニュアルが出てきました。英文マニュアルを覚悟していたので、無性にうれしかったです。
マニュアルを読むとまずCPUクロックを決めるジャンパの設定があったので、調べてみると購入時は66MHz×4倍の266MHzになっていました。私のCPUは266MHzなのでそのままにしておきます。
どうやらジャンパの設定はそれだけのようで、次はメモリの取付けになってました。
メモリの梱包を解くと、なんかでかいSIMMのようなDIMMがでてきました。ThinkPadのDIMMよりずっと大きい(あたりまえか)。
それをマニュアルどおりにマザーボードの1番のスロットに突き刺し、白い固定用のレバーを起こすとガチッと恐い音がして固定されました。ちょっとゆすってみましたがしっかりとついているようです。72pinSIMMは斜めに取り付けて起こすと固定されたり、垂直に挿して斜めにすると固定されたりしましたが、それに比べるとなんともおおげさな固定方法です。
しかし! もっとおおげさなのはCPU本体でした。
実は私はPentiumIIの実物を見たことがありませんでした。店頭ではいつもプチプチにくるまれていたからです。うわさによるとファミコンのカセットそっくりらしいので、急いでCPUのプチプチをとってみると…。
うーぬ。まさしくファミコンカセット。ちょっと重いけど。まさかCPUがハイブリッドICになるとはね…。この側面に冷却用のヒートシンクとファンを取り付けるわけね。
ところで私はてっきりCPUは横に寝た形でボードに刺さるものと思っていました。しかし実際はなんとマザーボードに垂直に刺さるではありませんか! どこまでファミコンカセットなんだ。これだと確かに背が高くて、ミニタワーだと電源ユニットとぶつかるでしょう。ミドルタワーだと電源の下にマザーボードが完全に収まるので電源とあたる心配もなく、熱や電界磁界の影響も受けにくいでしょう。
で、このカセットにファンを取り付けるわけですが、マザーボードのマニュアルを見ると、どうやらファンなしのヒートシンクを取り付けるときの話が書いてあって、ファンありヒートシンクの取り付け方が書いていません。
ファンの箱を開けてみると中から変身ベルトは出てきましたが、マニュアルは入っていません。うーむ、困った。取り付け方がわからない。
しげしげとファンを見てみるとファンの反対側に爪が4本出ています。CPUを見るとそれらしき穴が4つあります。試しにあわせてみるとこの爪をこの穴にはめるのは間違いなさそうです。しかし爪の出方が少なくて、とてもひっかりそうにありません。
再び、しげしげとファンを眺めるとファンの側面にタッパーのふたのようなロックがありました。それをパチンとはずすとファンがぐらぐらになりましたが、4本のうちの片側の2本が出てきました。それで反対側に引っかかっている金具を外すと残りの2本の爪が出てきました。おー、これではまるかも。
と思ったらやはり甘かったようです。微妙に位置がずれているのか堅くて入りません。あーだこーだと格闘しているうちに、突然スコッとはまりました。やはり何かコツがあったのでしょう。
とりあえずはまったので、またタッパーのふたのようなレバーを閉めると、しっかりとヒートシンクとファンがCPUカセットに固定されました。これにて一件落着。
さて、いよいよマザーボードに挿そうとしましたが、いかんせん、ファンがついてしまったCPUは大きい。これではこの後の作業がしづらいので、先にマザーボードをケースに固定することにしました。ちなみにマニュアルにはケースに固定する順番は書いていませんでした。
マザーボードを横倒しにしたケースに突っ込み位置をあわせようとすると、背面のコネクタの穴の位置が全然あっていません。どうやらシリアルやパラレルが直線の配列になったボードの穴位置になっているようです。その部分の板は別パーツになっているので外して交換します。
もう一度ボードを突っ込むと今度はきちんと合いました。しかし、ボードを取り付けるスペーサーを先に取り付けないといけないので、ボードのネジ穴の位置7個所を暗記し、一度ボードをはずしてから、覚えていた穴に金属スペーサーをねじ込んでいきます。しかしさすがに7本もあると一度に覚えきれず、もう一度ボードを突っ込み、穴位置を確認します。
スペーサーを取り付け終わると本当にマザーボードをネジ止めにかかりました。長円になった穴と反対側の穴から順番に軽くネジ止めし、7本締め終わった状態でボードに妙なストレスがかかっていないかを確認します。何ともないようなので、さっきと同じ順番でネジを本気で締めていきます。仮止め→増し締めというような手順は自転車の整備で慣れているのでお手のものです。
が、一つうっかりしていました。金属スペーサーだったので、もしレジストがはげていたらスペーサーでショートする可能性があります。さすがに自転車ではショートすることなんてないですからね。
慌ててまたネジを外すとボードの裏を確認します。ネジ穴の周りはきちんと固定用のパターンになっていて半田でコーティングしてありました。一応絶縁すべきかどうか迷いましたが、ボードメーカーの意志を汲んでそのまま取り付けることにしました。
さて、マザーボードが固定されたので、CPUの取り付けに戻ります。
しかし、またもやおかしなことが…。
マザーボードにはCPUのスロット以外にヒートシンクを固定するためらしい台座がついていましたが、私のファン付きヒートシンクにはその台座が全然合わないのです。
ファンの包みをあさると、台座らしきものが出てきました。どうやらこれと交換しないといけないようです。果たしてマザーボードからもとの台座が外れるのか…? と思いましたが、ピンを2本抜くと簡単に外れました。変わりの台座はただ突っ込むだけで固定されました。
さて、いよいよCPUを挿すと、今度はファンも無事に固定できました。CPUのソケットとファンの両方で固定されるので、結構丈夫そうです。
マザーボードの取り付けは終わったので、入っていた箱を片づけていると、何やら中に樹脂製のレールが…。何に使うのだろうとマニュアルを調べると、なんとCPU本体を固定するものらしいのです。
またもやCPUをはずすと、そのレールをネジ止めします。すべて上から作業ができたのが幸いでした。
そして再びCPUをレールにはめながら挿していきます。バチンッという大きな音とともにCPUがレールに固定されました。その時まで気づきませんでしたが、CPUカセット本体にもレールにはまる爪があったのでした。
最後はファンのケーブルをマザーボードのソケットに取り付けてCPUの取り付け完了!
さて、CPUが終わったので、今度はドライブの取り付けにかかります。
ケーブルの引き出しと安全性から考えて、一番上につくCD-ROMドライブから取り付けることにしました。
まずフロントパネルをはずさないといけないのですが、外し方がわかりません。多分爪で引っかかっているのだろうと、それらしきところを押してみましたが外れる気配はありません。パネルの裏を見るとどうやらネジ止めされているようです。
仕方がないので右側のカバーもはずし、6本のネジを外すとフロントパネルが外れました。CD-ROMドライブを取り付ける5インチベイと、フロッピードライブを取り付ける3.5インチベイのふたを外します。再びフロントパネルを固定すると下準備完了。
CD-ROMドライブの箱を開けると、ドライブ本体とオーディオケーブル、ドライバディスクが出てきました。ドライブを5インチベイに前からそっと指し込み、手で押さえたまま側面から4本ネジ止めして固定します。
先に見通しがいい状態のうちにCD-ROMのIDEケーブルを取り付けます。ピン番号を確認して一番先のコネクタをドライブのコネクタに差し込みました。
同じようにフロッピードライブを3.5インチのベイに、ハードディスクを一番下の隠しベイに取り付けました。フロッピーとハードディスクのケーブルはマザーボードに付属していたものを使いましたが、逆差しできないようになっていたので安心できました。どちらも一番先端のコネクタをドライブに差しました。
マザーボード側にもIDEケーブルと取り付けると、最後に各ドライブに電源コネクタを差してできあがり。あまった電源ケーブルはCD-ROMドライブの下に束ねて突っ込んでおきました。
マザーボードに残りのケーブル類を取り付けにかかります。
フロントパネルから出ているスピーカー、パワースイッチ、パワーランプ、アクセスランプの各ケーブルをマニュアルを頼りに差していきます。
最後に電源のコネクタを取り付けてマザーボードの取り付けは終了!
いよいよそれらしくなってきたので、組み立てにも気合が入ってきます。
あとビデオカードを入れれば、起動するために必要なハードがそろったことになります。
ビデオカードの箱を開けると、こちらも日本語マニュアルがついていました。とりたてて注意事項はなさそうなので、スロットカバーをはずし、ビデオカードをAGPバススロットに差していきます。スロットカバーをネジ止めして、ビデオカードは簡単に取りつけ完了。
あと音源とSCSIとネットワークのカードが残っています。先に起動を確認しようかとも思いましたが、後で取り付けるのも面倒なので、先に全部入れてしまうことにしました。
一番重要そうなSCSIカードを一番上のCPUに近いPCIスロットに入れ、その次にネットワークカード、2つある上側のISAのPCI兼用スロットに音源ボードを差しました。CD-ROMからオーディオケーブルとひっはりだし音源ボードのソケットに差し込みます。
各ボードのスロットカバーをネジ止めすると、もう一度カードのコネクタのはまり具合の確認します。なんとネットワークカードのコネクタが浮いていました。どうやらスロットカバーをネジ止めすると浮いてくるようです。ネジをちょっとゆるめてカードを押し込むと何とか収まりました。
とうとう全部終わりました! 寝かしていたケースをそっと起こします。すると…。
底足がまだついていませんでした。ケースの底に足を4つ取り付けると、再び起こします。
さて、これから起動を確認するにはディスプレイとキーボードが必要です。
キーボードは新しく買いましたが、ディスプレイはMacintoshと兼用するつもりだったので、切り替え器も一緒に買ってきてありました。先にMacintoshのディスプレイケーブルをはずし、間に切り替え器を挟みます。本体側のケーブルの一つをMacintoshにつなぎ、もう一本は机の下に垂らします。机の下に潜って垂らしたケーブルを引き出し、今組み立てたマシンのビデオボードのコネクタに取り付けました。そしてキーボードのケーブルをコネクタに差し込み、ついでにマウスのケーブルも差し込めば、ついにセッティング完了! おっと、電源ケーブルを忘れていました。あまっていたテーブルタップの一つに差し込んで、今度は本当に完了!
さて、緊張の一瞬です。
水色の電源ボタンを押すと、電源ランプがともりました。そしてピポッという音がスピーカーから出たので、とりあえずは動いているようです。
ディスプレイが節電モードからパワーオンし、表示が見えるようになると、なんやらBIOSのメッセージが出ているようです。
なんと一番最初のメッセージで音源のSound Blasterが認識されていました。ISAとはいえ、ちゃんとプラグアンドプレイだったんですね。
次にIDEのドライブのメッセージ。プライマリの0にハードディスク、セカンダリの0にCD-ROMドライブがきちんと認識しているようです。
次にSCSIのBIOSのメッセージが出ました。ID0からID6までスキャンしたので、ちゃんとボードは認識しているようです。マザーボードのBIOSで認識しているのにはちょっと驚きでした。
画面が変わると、もうすこし各デバイスの情報が詳しく出ました。CPUクロックもちゃんと266MHzと認識しているようです。リソースの一覧がでましたが、SCSIカードとビデオカードが同じIRQを共用しているようです。あとでわかったことですが、このボードはUSBがついているため、使えるIRQが少なくなっているようです。
最後は、起動ディスクの要求でとまっていました。
一度CMOSセットアップをしたほうがいいかもしれないので、一度リセットし、すぐにDeleteキーを押すとセットアップのメニューが出ました。
とりあえず各ドライブやカードは認識しているので、そのあたりはいじらないことにして、現在時刻をあわし、SDRAMのスピードを10nsに設定だけしました。
お次はドライブから起動できるかの確認です。
Windowsを買ったときについてきたセットアップ起動ディスクを取り出し、リセットするとドライブに突っ込みます。
無事にフロッピーがギーガー鳴り、DOSが起動できました。
とうとう最後の関門、Windows95のインストールです。はたして無事にWindows
が使えるようになるのか!? 次回、「涙のWindowsインストール編」をお楽しみ
に。
■Windowsインストール編
マシンは無事に立ち上がったので、いよいよWindows95のインストールの始まりです。
購入したWindows95 OSR2.1はCD-ROMでしたが、店がおまけでつけてくれたのか、元々付いているのか、Microsoftのラベルの付いたCD-ROMセットアップ起動ディスクなるフロッピーディスクが1枚一緒に入っていました。
これで立ち上げれば勝手にCD-ROMを認識してインストールできるのでしょうか? そんな甘いはずがない、と思いながらそのフロッピーで立ちあげます。
案の定、「あなたの使っているCD-ROMドライブのドライバを使うように、このディスクのCONFIG.SYSを書き換えてください」というような意味のメッセージが出て、CD-ROMは認識しませんでした。
まず、CD-ROMドライブに付いてたドライバディスクから、ドライバをこのフロッピーにコピーして…、と思ったら、FDドライブが1基しかないのでどうやってコピーしたらいいのか分かりません。
なら、一度ハードディスクにコピーして…、と思ったら、ハードディスクがフォーマットされていないので、先にフォーマットしないといけません。
FDISKとタイプしてみたら、起動フロッピーの中に入っていたらしいFDISKが起動しました。
FDISKは、「2ギガバイトより大きいパーテイションを使いたいときは、拡張フォーマットをする必要があります。しかし従来のMS−DOSやOSでは読み書きできなくなるかも知れません」とかいう意味のことを言ってきました。
新しいフォーマットの方がパフォーマンスはいいのかも知れませんが、あとでマシンがトラぶったときに修復に苦労するのもいやなので、考えた末に従来のフォーマットをすることにしました。いずれにしても2ギガバイトより大きいパーテイションは作るつもりはなかったので、次のように区切ることにしました。
C: 500MB Windows95のシステムのみ入れる
D: 2000MB アプリケーション用
E: 1000MB データ用
F: 1000MB ワーク用
G: 1000MB CD-ROMコピー用
H: 400MB インストールディスクのコピー用
実際の容量はもうちょっと端数があります。私のハードディスクは6.4GBですが、1k=1024で数えると6GBしかないようで、最後が400MBしかなかったときはちょっとがっかりしました。
さて、以上のようなパーテイションは簡単に作ることができました。FDISKを抜けると1度再起動します。
立ち上がってから"FORMAT C:"とやると、「コマンドまたはファイルが見つかりません」、のエラー。フロッピーディスクの中を見ると確かにFORMATコマンドがありません。
これは困りました。FDISKしてもFORMATしなければハードディスクを使うことができません。
とうとう自力インストールは諦め、ThinkPadの起動ディスクを持ってきて、そこに入っているFORMATを使うことにしました。なんとか独力でインストールしてやろうと思っていたのに…。
しまい込んでいたThinkPadの起動ディスクを探し出し、ディスクを入れ替えて、"FORMAT"とタイプすると今度は「MS-DOSのバージョンが違います」のエラー。仕方が無いので、そのディスクで再起動すると、FORMATを受け付けてくれました。
全パーテイションをフォーマットするのには時間がかかりそうなので、その間にThinkPadでセットアップ起動ディスクの書き換えを行いました。
まず、原本のセットアップ起動ディスクを生フロッピーにコピーし、そこにCD-ROMドライブのドライバをコピーします。それからCONFIG.SYSを書き換えて"DEVICE="でCD-ROMドライバを登録します。
全パーテイションのフォーマットが終わったので、新たに作ったセットアップディスクをつかって再起動します。
しかし、なんとフロッピーを読みにいかず、画面に「システムがない」とかいうような意味のメッセージが出ています。これはもしかして起動がハードディスクになっているのではないか、と思い、CMOSセットアップを疑いました。
リセットボタンを押してBIOSのメッセージが出たところで、Deleteキーを押します。しかしなぜかCMOSセットアップに移りません。いろいろキーをたたいてみると、どうやらキーボードが動いていないようです。NumLockを押してもLEDが変わらないのです。
一度電源を切り、再び投入すると今度はCMOSセットアップに移ることができました。調べてみると、やはり起動の順番がC:->A:になっていました。A:->C:に変更して再起動すると、フロッピーを読みにいき、やっとCD-ROMが認識されました。
セットアップディスクの中のAUTOEXEC.BATに書かれていた"OEMSETUP"はなぜかうまく動きませんでした。で、手でCD-ROMの\WIN95ディレクトリに移って"SETUP"とタイプすると、無事にインストールが始まりました。
まずSCANDISKは無事に終了。続いて自分の名前の入力と、OEMプロダクトナンバーを入力します。さらにカスタムセットアップを選択し、検出するデバイスを最小限のものに設定しました。
デバイスの検出は問題なくすぐに終わり、ネットワークカードを使うか聞いてきました。ネットワークカードに付いてきたドライバディスクを指定して、使うカードを指定すると、いよいよファイルのコピーが始まりました。
しかし…。
途中で「ファイルxxxxxが見つかりません」と出て止まってしまいました。場所の指定にCD-ROMドライブを指定したり、フロッピーを指定したりしましたが、一向に先に進んでくれません。
どうやら先にネットワークカードを指定したのがまずかったのだろうと思い、一度中止してから再インストールすることにしました。
しかしもう一度インストールしようとすると、またキーボードが動きません。どうやらこのキーボードは再起動すると動かなくなるようです。なんと安いキーボードにはこんな不具合があったとは…。
とりあえず、キーボードのコネクタを引っこ抜き、もう一度差し直すと動くようになったので、インストールを継続します。
最初のインストールのファイルが残っているのか、修復セットアップを要求されました。最初から修復セットアップになるのも気持ちが悪いので、また中断し、フォーマットからやり直すことにします。
今度はネットワークカードはとりあえず指定せずに先に進みます。するとさっきのエラーは出ずに無事にファイルのコピーは終了しました。再起動するというので、フロッピーディスクを抜いて、再起動させます。またもやキーボードが動かなくなりました。ケーブルを抜いて差し直します。
例の黒地にブルーのビットマップの絵が出て、インストールが継続します。
しかしWindowsっぽい画面に切り替わったところで「CD-ROMが見つかりません」のメッセージが…。
これは半分できかかったWindowsが、中途半端な出来のために再起動でCD-ROMが見えなくなるという有名な現象です。内心、駄目だろうな、と思っていましたが、やっぱり駄目でした。
仕方がないのでまたセットアップを中止し、セットアップ起動ディスクで立ちあげると、CD-ROMのインストールディレクトリの内容をハードディスクのH:ドライブにコピーします(このために用意したパーテイションだったのです)。
そして、またもやC:ドライブをフォーマットして、今度はこのハードディスクからインストール。いやはや、システム用のパーテイションを分けておいてよかったです。
順調にすすみ、再起動でまたもやキーボードが動かなくなるものの、インストールは無事に終了しました。
まだVGAモードですが、一応Windowsが動いています。システムのプロパティを見ると、CD-ROMも認識されていました。これでこのあとのセットアップも続けられそうです。
私のマザーボードは440LXというチップが使われており、Windows95 OSR2.1といえでも、そのままでは正しく認識しないのだそうです。AGPバスも認識しないので、ビデオカードドライバの組み込みもできません。
そこでマザーボードについていたCD-ROMを使ってWindowsにパッチ当てをする必要があるようです。
CD-ROMを入れると自動的にインストーラーが立ち上がったので、そのメニューからパッチ当てを選択します。あっけなくパッチ当ては終了し、再起動となりました。
起動途中で、何やら「新しいデバイスが検出されました」だの「不明なデバイス」だのと出てきますが、なるがままに任せてリターンキーを押していくと勝手に順番にドライバが組み込まれていきます。
「スタンダードPCIグラフィックアダプタ(VGA)」とかでたので、私のビデオカードはこれではないと、「キャンセル」クリックします。
するとハングアップしました。
あとで説明書を見るとここで「キャンセル」をクリックするとハングアップするそうです。やはり説明書は読まないと駄目ですね。
リセットすると、また出てきたので、今度は「次へ」をクリックすると無事に通過しました。
PCI IDEハードディスクが組み込まれたところで、再起動を要求されたので、また再起動。キーボードのストライキに苦しみながらも、あと2回ほど再起動すると、無事に落ち着きました。
デバイスの組み込み状況を調べてみると、PCIが正しく認識されたらしく、システムデバイスのところにどっさりとデバイスが並んでいます。しかし、ネットワークカードとSCSIカードと音源ボードはWindowsで標準で用意しているドライバを勝手に組み込んだらしく、「!」マーク付きになっていて動作していませんでした。
とりあえずそれらのボードは後回しにして、基本的なデバイスからセットアップです。
同じくマザーボードに付いていたCD-ROMにバスマスタのドライバが付いていたので、そちらもインストールします。バスマスタの利点がよく分からなかったのですが、付いているので入れた方がいいのだろうと、入れてみました。
2回の再起動を要求された後、ハードディスクのドライバが「Primary Bus Master IDE controller」と「Secondary Bus Master IDE controller」に置き換わりました。どうやら組み込み成功のようです。
次はさっき失敗したビデオカードの組み込みです。
ビデオカードに付いていたCD-ROMを入れると、インストーラーが立ち上がりました。メニューからドライバの組み込みを指定します。
あろうことか「あなたのOSはWindows95 OSR2.1ではありません。OSR2.1を使うことを推奨します」とかいう意味のメッセージが出ました(もちろん英語)。ソフマップにOSR2.0をつかまされたか、と思いましたが、購入時にちゃんとOSR2.1と確認したことと、今ごろ購入してOSR2.0が残っているだろうか、ということから、インストーラーの検出が間違っているのだろうと判断して次に進みました。説明書を読むと、どうやら日本語版のWindows95 OSR2.1はバージョンナンバーが英語版と違うようなことが書いてありました。そのため正しく判断できないのでしょう。
再起動を要求されたので、キーボードのご機嫌をとりながら再起動。立ち上がった時点で「新しいデバイスが検出されました」とでて、あっけなくビデオドライバは組み込めました。
画面のプロパティを開いて、画面モードを切り替えます。1024×768にすると、見通しのよい広い画面になりました。
さて、マザーボードとビデオカードのセットアップが終わったので、次はネットワークとSCSIと音源カードの組み込みです。
まず簡単そうな音源からやってみることにしました。
SoundBlasterに付いてきたCD-ROMを入れると、インストーラーが立ち上がるので、ドライバの組み込みを選びます。また再起動になりましたが、無事に立ち上がり、デバイスマネージャーで見てみるとちゃんと組み込まれていました。スピーカがつながっていないので、音が聞けないのが残念です。
次はネットワークカードです。コントロールパネルの「ハードウェア」を選択し、ネットワークアダプタを選んで、「ディスク使用」をクリックします。
しかし、フロッピードライブにドライバディスクを入れるとギーガーと音がしましたが、「このディスクはフォーマットされていません」のメッセージが…。そんな馬鹿な!
慌ててエクスプローラーで開こうとしましたが、同じメッセージが出てしまいます。ディスクが壊れているのか…。試しにセットアップ起動ディスクを入れて、開こうとしましたが、同じように開きません。どうやらドライブのほうがおかしいようです。
しかし、セットアップのときはここから起動できたので、どうやらWindowsになるとドライブが読めなくなるようです。試しに再起動してみると、BIOSはフロッピーを読むことができ、ちゃんとフロッピーから起動することができました。
原因追求は後回しにし、ネットワークカードのドライバの中身をハードディスクにコピーします。Windowsを再起動し、今度はハードディスクから組み込むとネットワークカードは認識できました。
SCSIカードのドライバも同じようにハードディスクにコピーしてからインストールしようとしました。するとカードの候補が7つほど出てきて、どれを選んだらいいのか分かりません。SCSIカードのパッケージをひっくり返しましたが、「DC-310U」と書いてあるだけで、同じ名前のものは一覧の中にありませんでした。
Readmeファイルを読んでみると(もちろん英語)、どうやら「なんちゃら8600のドライバを使え」とか書いてあるようです。どうやらこのカードはその「なんちゃら8600」のコンパチ品なのか、それともそのSCSIドライバが一般的なものなのか、要は専用のドライバでなくても動くということなのでしょう。そう言えばBIOSもあっけなく認識していました。このあたりは根本的に知識が無いのでつらいところです。
で、そのとおりに選ぶと無事に組み込みが完了しました。接続できるSCSI機器が無いので、本当に動作するかは確認できませんが、デバイスマネージャーで「!」マークが出ていないので大丈夫なのでしょう。
ここまでで、とりあえず購入したすべてのデバイスの導入が終わりました。しかしまだ以下の問題と未接続の機器が残っています。
1.再起動するとキーボードが言うことをきかなくなる
2.Windowsが起動するとフロッピーが読めなくなる
3.モデムの接続
4.スピーカーの接続
5.プリンタの接続
6.MOドライブの接続
7.イメージスキャナの接続
さて、これらの課題を無事にクリアすることができるのでしょうか? 一見、簡単そうに見える機器に思わぬ落とし穴が待っていた! 次回、「血と汗のトラブルシューティング編」をお楽しみに。
■トラブルシューティング編
Windowsはインストールできたものの、問題がいくつか残ってしまいました。
まず、一番困るのがフロッピーディスクが読めないことでしょう。初めはここから対策です。
フロッピーディスクを入れてA:ドライブを開こうとすると、アクセスは行っているような音はするしアクセスランプも光るので、認識していないわけではなさそうです。ということはアクセスの仕方が間違っているのか(ステップレートや回転数を間違えているとか)、読めてはいるが何かの勘違いで読み出したデータを認識できない、といったことでしょう。いずれにしてもWindowsに組み込まれたドライバがドライブとマッチしていないと思われます。
ということで、デバイスマネージャーからドライバの交換を試みました。ドライブにはドライバは付いていなかったので、自分で適当なものを見つくろうしかありません。いろんなメーカーのいろんなドライバを試してみましたが、どれを使っても同じように「このディスクはフォーマットされていません」のメッセージが出てしまいます。
ドライブを購入したときに一番安かったTEACのドライブを買ったのですが、そう言えば他のメーカーのドライブはドライバが付いていました。店頭には「TEACのドライブはドライバが付いていません」とわざわざ書いてありました。フロッピードライブなんてWindowsでなら標準で使えるだろう、と思っていたのが甘かったようです。
しかしフロッピードライブにそんなに種類があるような気がしませんし、動く動かないがあるのなら、むしろマザーボード側のコントローラーの違いによるような気がします。そこでBIOS設定をいじってみることにしました。
それらしいころはフロッピードライブの記憶容量と、2-modeか3-modeかの設定くらいでした。デフォルトはA:が1.44MBの3.5inch、B:がnoneで、どちらも3-modeになっています。ここの設定を3-modeから2-modeに変えてみると、なんとフロッピーディスクがWindowsででも読めるようになりました。どうやらBIOSを3-modeにしておくとWindowsのドライバが認識できないようです。3-modeは特殊扱いなのかも知れません。
しかし、2-modeに設定すると、今度は1.2MBが読めないのに違いありません。手元に1.2MBのディスクがなく、また将来的にも使うことはないでしょうが、やはりちょっと気持ち悪いので、なんとかしたいところです。
もしかしたらTEACのホームページにドライバがあるかもしれないので、見に行ってみようと思いました。しかしそのためにはモデムがまず使えないといけません。
Macintoshに使っていた28.8kbpsのモデムをはずして使うつもりだったので、接続ケーブルだけ購入する必要がありました。適当なケーブルを買ってくると、Macのケーブルをはずし、ニューマシンのCOM1ポートにつなぎます。
Windowsを立ち上げ、コントロールパネルの「モデム」から組み込みます。試しに自動検出をさせてみたら「なんちゃらES II」という名前で検出されました。ずいぶん昔に買った上に、モデム本体にモデル名が書かれていないので、それで合っているのかどうか分かりませんが、「ES」という言葉に聞き覚えがあったのでとりあえず「OK」をクリックします。電話番号もろもろを入力すると、デバイス一覧にモデムが登録されました。
次に「ダイヤルアップネットワーク」から「新しい接続」を作ります。私はプロバイダはリムネットに契約しているので、リムネットを大阪アクセスポイントに接続するように設定します。
設定が完了すると、ダイヤルします。
しかしモデムがオフフックして”ブー”とトーンがなると、なぜかブチッとモデムが勝手に回線を切ってしまいます。もう一度やってみましたが同じです。どうやらモデムの設定が間違っているようです。
一度モデムを削除して、今度は手動で「標準的28800bpsモデム」を組み込んでみました。そうすると今度はちゃんとダイヤルでき、無事にリムネットに接続することができました。
URLを適当に打ってみてTEACのホームページを探し当てました。しかしそこにはドライバはないようでした。マザーボードのマニュアルに載っていたASUSのホームページにも行ってみましたが、見つけられませんでした。
検索エンジンで、"440LX"とか"P2L97"とか"PentiumII"とかいろいろやってみると、"PentiumII"で引っかかったあるページ(Web上のBBSでしたが)に、ニフティサーブに"FASUS"というASUSのフォーラムがあると書いてありました。これは有益な情報があるかもしれないと、今度は急いでニフティ用通信ソフトのNiftermをインストールします。
FASUSに入ると"P2L97"マザーボード専用の会議室があったのでそこから発言の一覧をダウンロードします。タイトルを見ながら適当に選んで本文をダウンロードしてから、"TEAC"で検索をかけてみると、やはりいました! 同じ問題につまずいていた人が!
そのやりとりを読んでいると、どうやらASUSのホームページにドライバがあるようです。さっきは見つけられませんでしたが、もう一度覗いてみることにしました。
やはりホームページにはドライバはありませんでした。数ヶ月前の書き込みだったので、その間になくなったのでしょう。しかしホームページの隅にASUSのFTPサイトが出ていました。そこに行ってみると、ありました! "3mode.gip"というそれらしいものが!
ダウンロードしてみるとなぜか"3mode.exe"と拡張子が変わってしまいました。変に思いながら実行してみると「有効なWindowsのアプリケーションではありません」とかメッセージが出て実行できません。試しにgipの解凍ツールで開いてみると、中身が見え、解凍することができました。
中から出てきたのは普通のドライバファイルと.infファイルだったので、コントロールパネルの「ハードウェア」から組み込んでみると、無事に組み込めたようです。再起動してBIOSセットアップでフロッピーを3-modeに戻してからWindowsを起動します。
すると読めました! ごく普通に1.44MBのディスクが!
これにて一件落着です。
さて、次に問題になるのがキーボードです。FASUSを読んでいると数は少ないですが、他にもキーボードがおかしくなる人がいるようです。ということは、どうやらキーボードの不良ではなく、マザーボードにその原因があるということなのでしょうか。
しかし明確に「直った」という書き込みがありません。みんなそのまま使っているのでしょうか。電源オン時には問題はなく、ソフトリブートのときだけの不具合なので、日常的にはそんなに困るわけではありません。やたら再起動を強いられるWindowのインストールのときは、さすがにまいりましたが。
もしからしたらキーボード側の細工で直るかも知れないので、キーボードを分解してみました。するとたったの4本のコードでつながっているだけでした。2本は電源、2本は往復のデータ線でしょう。4本全体をフェライトコアに通し、さらに電源の2本は個別に小さいフェライトコアに通してありました。リセットは電源から抵抗とコンデンサで作っているようです。
試しに電源に入っているコンデンサの容量を変えたり、リセット回路のコンデンサを変えたりしてみましたが、やはり直りませんでした。
しかし分解して分かりましたが、なんとちゃちい作りのキーボードなのでしょう。フィルム基板が一枚あって、その表面にキーの底が押し当たるだけという、確かにこれ以上は安く作りようがない、という設計です。もしかしたら使っているマイコンが安物とか、プログラムが悪い、ということも考えられるので、別のキーボードに買い換えることにしました。どっちにしても、このキーボードは非常にストロークが重く、ちょっとタイプすると指がだるくなる上に、キーによってはちょっと引っかかりがありました。私は軽いキータッチが好きなので、どうもなじめません。
さて、日本橋に行くと今度は慎重にキータッチを見て選びます。
結局、IBMの109キーボードにしました。これはキータッチが軽くてソフトだった上に、109キーボードの中ではスペースバーがセンターにあるのが気に入りました。他のキーボードはスペースバーが左によっていたのです。
持って帰ると、さっそく繋ぎかえます。電源投入直後は正常に動作してます。試しにタイプして見ると、やはりソフトで軽いキータッチで気に入りました。
一度Windowsを再起動してみましたが、別に異常ありませんでした。どうやらキーボードにも関係があったようです。もう一度再起動してみたら今度は動かなくなりました。交換しても直らないようです。しかし、何度か再起動をやってんみると、頻度はずいぶんましになったようです。前は10中8は駄目だったのが、10中4くらいにはなりました。
あとから入った不確かな情報によると、どうやらこのキーボードの不具合は電源ユニットにも起因しているそうです。さすがに電源交換はお金がかかるので、とりあえずこのままあきらめることにしました。
さて、とりあえず使える状態にはなったので、一度性能を図ってみることにしました。そうすれば本当に正しく各デバイスが動いているのか判断できると思ったからです。
FASUSを見ると、HDBenchというベンチマークソフトが一般的なようなので、最新バージョンをWebからダウンロードして動かしてみました。結果は次のようになりました。
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Drive
10536 21490 17001 14115 8726 9503 66 4 9760 3629 C:10MB
HDBenchに付いているサンプルの結果と見比べると、CPUの性能である浮動小数点演算と整数演算はほぼ同じような値だったので正常なようです。
ビデオ関係は同じ条件の測定結果のサンプルがありませんでしたが、FASUSに上がっていた、ある3方の結果と比べると同じような値でした。
変なのはハードディスクのスピードです。Readがやたら速いのに対して、Writeが遅いのです。試しにThinkPadを図ってみると次のようでした。
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Drive
3222 6846 7357 1905 1808 1428 19 0 3212 3200 C:10MB
CPUとビデオの性能が比べ物にならないのに対して、ハードディスクのReadは3倍ほど速いわりに、Writeに関してはそんなに差がありません。これは何かまずいところががあるのでしょうか。
FASUSを読んでいると、SCSIでハードディスクを繋いでいる人はRead/Writeとも8000以上のスピードが出ているようです。しかしIDEに繋いでいる人は同じようにWriteが遅くて悩んでいるようです。
どうやらIntelが供給するバスマスタのドライバがそんなふうに作られているようで、マイクロソフト製のドライバに換えるといいそうです。
で、デバイスマネージャーからドライバの変更を試みます。ドライバの一覧に出てくる「スタンダードバスマスタリングIDEハードディスクコントローラ(Microsoft)」というのが、どうやらそのドライバのようです。
で、まずプライマリIDEのドライバの変更を試みます。どうやら無事に置き換わったようです。続いてセカンダリIDEのドライバの変更を試みました。しかし変更しようとしたとたんハングアップしてしまいました。
ハードリセットして再起動しましたが、どうも変になってしまったようです。もう一度変更を試してみましたが、やはりハングアップしてしまいます。
いろいろやってみましたが、うまくいくどころかもとのドライバにも戻らなくなってしまいました。マザーボードに付いていたCD-ROMからバスマスタドライバの再インストールもやってみましたが、なんか変です。Windows立ち上げ時に「前回、Windowsが正しく終了しませんでした」というメッセージが毎回出て消えないのです。
これはどうやらWindowsをつぶしてしまったようなので、Windowsの上書き再インストールをやってみました。ファイルのコピーはうまく行きましたが、その後の再起動のときに「ファイルxxxxxが壊れています。再インストールしてください」とかいうメッセージが6つほど出てしまいます。今、再インストールしたところなのに…。
これは上書きインストールでは直らない、と腹を決め、フォーマットして最初からインストールし直すことにしました。
半分徹夜で再インストールし直し、目を充血させながらセットアップを続けます。
今度はバスマスタのドライバをインストールする前に、ベンチマークをとってみました。結果は次のようです。
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Drive
10521 21637 17174 14107 8628 9456 66 4 7523 5577 C:10MB
ReadはIntelのバスマスタドライバ導入後よりも遅いのですが、なんと、Writeは反対に速いのです。これはどちらで使ったらいいのか悩むところです。
ところで、バスマスタがなんたるかを実は私は分かっていないのですが、もう一つ分からないことがありました。それがUltra-DMAです。
私が買ったマザーボードもハードディスクもUltra-DMA対応なので、Ultra-DMAで使えるはずです。しかしこのいかにも速そうな響きの言葉に対して、Intelバスマスタドライバ導入後ではThinkPadと比べてもWriteで差が出ていないのです。単にハードディスクの性能だけ比べても、CPUのパワーだけ比べてもずっと速いはずなのに…。
これはUltra-DMAも動いていないに違いないと思い、そちらの調査も始めます。
何か情報がないかと、今度はハードディスクの製造元のWestern Digitalのホームページに行ってみました。すると私が買ったハードディスクのAC36400Lを大々的にPRしており、マニュアル(英文)のアクロバットリーダーファイルが置いてあったのでダウンロードしました。
画面では見にくいのでプリントアウトしようとしましたが、まだプリンタドライバをインストールしていませんでした。ケーブルも繋いでいません。ケーブルそのものはThinkPadに繋ぐために購入してあって、プリンタの後ろにぶら下がっていました。それを机の裏に垂らして、ニューマシンに繋ぎます。
そしてドライバを入れようと思いましたが、なぜかドライバのCD-ROMが見当たりません。ThinkPadにインストールしたとき会社のCD-ROMドライブでやったので、その時に会社に持っていっておきっぱなしになっているようです。
仕方なくThinkPadから打ち出そうと思い、ファイルをそちらに移すためにネットワークのケーブルをThinkPadに繋ぎます。そう言えば、まだネットワークの接続のテストもしていませんでした。果たしてうまく動くかな…、と不安でしたが、あっさりと「ネットワークコンピュータ」に双方のマシンが見えたので、ネットワークカードはちゃんと動作しているようです。
さて、ハードディスクのマニュアルのファイルをコピーして、と思いましたが、ふと、ここである知恵が浮かびました。
まず、ThinkPadにインストールしてあるプリンタを共有設定します。そしてそれをニューマシンから接続すると、ThinkPadからドライバファイルがニューマシンにダウンロードされます。これでプリンタドライバがニューマシンに組み込まれたことになります。あとはプリンタのプロパティで、出力先をネットワークプリンタからローカルポートのLPT1に変更すれば、このマシンのプリンタポートから印刷できるはずです。
アクロバットリーダーを立ち上げ(マザーボードのCD-ROMに付いていました)、読み込ませてプリントアウトを実行すると…。
ちゃんとプリントアウトできました!
しかし残念ながらUltra-DMAに関することでたいした情報は書いてありませんでした。これはドライブの方には特別な設定はいらないと考えるしかないようです。
では、次はBIOSの設定を疑います。
BIOSセットアップの内容を調べてみると、Ultra-DMAはAUTOになっており、どうやら勝手に判断して使ってくれるようです。確かに起動時のBIOSのメッセージを見ているとUltra-DMAの文字が出ています。では、フロッピーのようにWindowsが立ち上がった時点でDMAが働かなくなっているのでしょうか?
とりあえず、再びIntelのバスマスタのドライバをインストールしようとしたとき、一緒にアンインストーラが付いているのに気づきました。これがあるのなら、組み込んだり、はずしたりして、いろいろと試すことができそうです。
Intelバスマスタドライバを入れてみると、やはりReadは速くなりますが、Writeは遅くなってしまいます。で、またアンインストーラーではずしてみます。
すると…。
何か変です。次のようになってしまいました。
HDC = Intel 82371AB PCI Bus Master IDE Controller
HDC = プライマリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
HDC = セカンダリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
どうやら、バスマスタの親ドライバの下で、普通のIDEのドライバが組み込まれているようです。しかも、この子のドライバは実体の無いパラメータだけのドライバ(ディスクリプタというのでしょうか)のようにも思えます。
親デバイスがバスマスタなので、これで正しいような気もしますが、やはり気持ちが悪い感じがします。
しかし、偶然とはありがたいもので、なんとかならないかとデバイスの情報をあちこち見ていると、「設定」のタグの中に、「DMA」というチェックボックスがあるのを発見しました。そしてここにはチェックが付いていませんでした。もしかして、ここにチェックを入れるとUltra-DMAになるのでは…!
早速チェックを入れて再起動。立ち上がるとHDBenchを実行します。結果は…。
ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Drive
10830 21653 17179 14116 8629 9488 66 4 9960 5549 C:10MB
なんと! Readのスピードはそのままに、Writeのスピードが向上しました!
DMAをオンにしてもWriteのスピードが上がらないのは、これがこのハードディスクの性能だからなのかもしれません。それでも、HDBenchに載っているサンプルと比べてみても、IDEとしては最速です。これに匹敵するのはUltra SCSIかUltra Wide SCSIのハードディスクだけのようです。さすがにWriteが速いIDEハードディスクは他にもあるようですが、Read/Writeをあわせた能力では決して引けを取っていません。
上のごとく変なドライバ構成のような気がしますが、問題なく動いているので、このままえ使うことにしました。
今までのセットアップで何度か再起動をやっていましたが、起動時になんか物足らないものがあります。そう。Windows起動時の音が鳴らないのです。そういえば、Sound Blasterのボードはセットアップしましたが、まだスピーカーを繋いでいませんでした。
スピーカーはローランドのMIDI音源SC-88VLを買ったときに付いてきたアンプ内臓スピーカーがありました。このスピーカーの入力はステレオミニジャックとピンジャックの2系統あり、それらがミキシングされて出力されます。現在はミニジャックをMacに、ピンジャックをMIDI音源に繋いでいます。
さて、ここに新しいマシンのSound BlasterのLine out出力を繋ぎたいわけですが、まだMacをはずしたくはありませんし、もちろんMIDI音源もはずしたくありません。Macの本体スピーカーはあまりにもお粗末ですし、MIDI音源は単体では音が出ないからです。
実はMIDI音源は2分配して、オーディオアンプのONKYO A-817XDにも繋がっているので、そちらで聞くことができるのです。しかし本来、カセットへの録音用に繋いでいるので、普通に聞くためにいちいちオーディオアンプの電源を入れるのはやりたくありません(電気も食うし夏は暑いから)。
さて、このままだとミキサーかオーディオセレクタが必要になります。どうしようか…。
そのとき、はるか昔の記憶に、MIDI音源にLINE入力端子があったのを思い出しました。音源の後ろを探ってみると、確かにピンジャックが1組あいています。取扱説明書を探し出して開いてみると、やはりLINE入力です。別音源のオーディオ出力を入力すれば、LINE出力からミキシングされて出力される、とのこと。これは使えます。
ケーブル類のストックをあさると、ありました! ステレオミニプラグ<->ピンプラグのケーブルが。これをミニプラグ側をマックのLINE出力に、ピンプラグ側をMIDI音源のLINE入力に繋ぎます。Macを立ちあげてみると、無事に音が出ました。
これでスピーカーの入力のミニジャック側に繋がっていたミニプラグ<->ミニプラグのケーブルを、Sound BlasterのLine outに繋げばOKのはずです。
…が、ケーブルの長さが足りませんでした。これはやはりケーブルを買わないといけないのか…。ケーブルストックを引っ掻き回してみると、記憶から完全に消えていたステレオミニプラグの延長ケーブルが出てきました。とんでもなく長い延長ケーブルでしたが、これで繋ぐことができます。あまった分を束ねておいて(というか大半があまってますが)、Sound BlasterのLine out端子に繋ぎます。これで完了。MacもMIDI音源も生きたまま接続できたわけです。
さて、おもむろにニューマシンの電源を入れます。”ピポッ!”と音が! 違った。これは内臓スピーカーの音ですね。Windowsが起動するまで、実際に鳴るかどうかは分かりません。
Windowsが起動しました。”チャランチャランチャララン…”
鳴りました! スピーカーは接続成功です。続いて.midファイルをクリックしてメディアプレーヤーからMIDIデバイスを鳴らしてみます。
これも鳴りました!(あたりまえですけど)
しかし、なんかしょぼい音です。この音はどこかで聞いたことがあるような…。
そう! Think Padでソフト音源を入れる前に聞いていた、あのSound Blaster 16、もしくはSound Blaster ProのFM音源の音ではありませんか! どうりでしょぼい音です。
コントロールパネルから「マルティメディア」を開き、MIDIのタグで出力する音源をAWEに変更します。
すると今度はゴージャスな音になりました。さすがに外部MIDI音源のSC-88VLにはかないませんが、かなり満足度の高い音です。
私はよく知らずに買ったのですが、いろいろと設定を調べてみると、このSound Blaster AWE64は、Sound Blaster 16互換のFM音源と、Sound Blaster AWE32互換の音源と、あとソフトウェア音源らしきものを持っているようです。1枚のボードで3つの音源を持っていることになります。これであとYAMAHAのソフト音源のYG-20と、ローランドのソフト音源VSC-55を入れれば5音源になります。なんと豪勢な…。MMX専用のVSC-88とYG-50も使えるはずですから、思わず購入を考えてしまいます。
そう言えばSound BlasterはMIDIインターフェースも持っているので、ケーブルを買ってくればMIDI音源も鳴らせることになります。合計6音源。さすがにそれだけ同時に鳴らせるソフトはないでしょうが、選択の幅が広がるというのはいいことです。いや、Windowsだから、もしかしたら複数のアプリケーションを立ちあげたら、6音源同時に鳴らせるかも…。
あれこれ考えましたが、MIDIは鳴ったので、次に進みます。内臓CD-ROMドライブでオーディオCDが演奏できるかのテストです。
普通のオーディオCDを入れてみます。すると自動的に付属のCDプレーヤーソフトが立ち上がりました。
ちゃんと鳴ってる、鳴ってる…。…、あれっ?
なんか音が変です。バランスが左に寄っています。いや、ボーカルだけが左に寄っているようです。スピーカーのバランスつまみを回してみると、左は正常な音のようですが、右からはボーカルが出ていません。しかし伴奏はちゃんと出ています。こんなCDなのかな…?
曲を変えてみると、今度の曲ははっきりと現象が分かりました。左は正常。右から出ているこの音は…。そう。まるでサラウンドのリアスピーカーの音にそっくりです。なんとSound Blasterはサラウンドデコーダー内臓なのか!
いや、そんなはずはありません。左にフロント、右にリアを割り振ったサラウンドなんか聞いたことがありませんから。
ということは接続のミスか不良で、右チャンネルからはL-R、もしくはR-Lの音が出ているということになります。グランドが浮いていると左右とも差分の音が出ますから、単にグランドが浮いているのではなさそうです。
冷静になって現象から原因を考えてみると、どこかで次のような配線になってしまっていると考えられます。
L--------------GND
GND--------------L
R--------------R
これだと左チャンネルは元の左の音の逆相が、右チャンネルからはR-Lが出ることになります。
そしてこんな接続になる場所は、1ヶ所しか考えられません。そう、CD-ROMドライブから音源ボードに繋いでるケーブルです。ここのピン配置がドライブ側と音源ボード側で異なっているに違いありません。
いそいでケースの側面の板を外そうとしたら、エッジで指を切りました。幸い軽い傷だったので、すぐに血は止まりそうです。ティッシュペーパーで押さえて止血している間に、CD-ROMドライブの説明書をめくります。
コネクタは4芯1列で、両端がLとR、間2本がグランドなのでごくスタンダードな接続のように思われます。対して音源ボード側のピン並びは説明書には載っていませんでした。
血が止まったので、またケースの中を覗き込みます。音源ボードからコネクタをはずし、ボードを覗き込みますが、ボードにも何も書かれていませんでした。
こうなったら推測を元にケーブルを繋ぎ変えてみるか…、と思ってケーブルを見ていたら、ケーブルのほうが変なのに気づきました。CD-ROMドライブ側の端子並びと違うのです。そしてその並び方は、音源ボードの並びがドライブと同じとするならば、上のような誤接続を起こすような並びだったのです!
違っていたのはボードではなく、CD-ROMドライブに付属してきたケーブルのほうだったのです!
そう言えばCD-ROMドライブを売っていたところに接続ケーブルも並んで売っていました。そう、それはTEACが元々同梱しているケーブルはSound Blasterでは使えないものだったからなのです。
さて、ケーブルを買いに行くのも面倒なので、ケーブルのほうの接続変更を試みます。尖ったものを差し込み、コネクタガイドからケーブルが圧着された接点を抜き取り、入れ替えます。ちょっと緩くなってしまいましたが、ボードに差すと大丈夫なようです。
マシンを立ち上げ、CDを鳴らすと今度は正しく鳴りました! これで音源関係もクリアしました。
今回はずいぶん長くなりましたので、ここまでにします。
次回は、今回書き残した「周辺機器接続編」をお届けします。プリンタとスキャナが中心となりますので、特に画像関係をやっておられる方、お楽しみに…。
■周辺機器接続編
今回はマシンの外側に接続する周辺機器のセットアップを行います。
主にMacintoshで使っていたものを奪い取って接続することになり、Windows用のドライバの入手や組み込みが必要となりなす。
プリンタはとりあえずThink Padからドライバをダウンロードすることで動くようになりました。
しかし再起動するたびに、「あたらしいデバイスが見つかりました PM-2000C」というメッセージが出てしまいます。PM-2000Cとは私が使っているエプソンのフォトマッハジェットのプリンタですが、やはりちゃんとデバイスドライバを組み込まないと駄目なようです。
で、ドライバの入ったCD-ROMを会社から持って帰り、きちんとインストールします。
このドライバCD-ROMはWindowsとMacintoshのハイブリッドになっており、両方のドライバが入っています。ケーブルは別売ですが、ケーブルさえ買えば両方で使えるプリンタである、ということになります。さらにMac用とAT機用のインターフェースのコネクタが別々に付いており、同時に両方を接続することができます。両刀使いのユーザーにはありがたい仕様です。
ドライバのインストールは簡単。CD-ROMを入れるとインストーラーが立ち上がるので、指示に従ってボタンを押していくだけです。前にThinkPadからダウンロードしたドライバに上書きするか聞いてきましたが、上書きを指定し、組み込みは簡単に終わりました。
プリンタのプロパティを開いてみます。インクの残量などもモニター出来、エラーもでなかったので動作しているようです。適当なテキストファイルを開いて印刷してみます。
さすがに速い! いくら白黒印刷とはいえ、MacだとCPUがいくらか奪われてしまいましたが、このマシンではすぐに開放されました。いや、アプリとは別にプリントモニターが立ち上がり、それがバックグラウンドで印刷をしているのですが、全然CPUの負担を感じないのです。
が、しかし…。
2/3ページほどプリントアウトしたところで止まってしまいました。プリンタは停止したまま。プリントモニターも止まっています。そのうち、「プリンターとの通信異常が発生しました」という意味のダイアログが出ててしまいました。
この間はちゃんとプリントアウトできたのでおかしいと思い、ケーブルの接続をチェックしてみましたが正常です。
もう一度今度はデータを変えて印刷してみましたが、やはり途中で止まってしまいます。
プリンタのプロパティを開き、設定を調べてみます。「部数印刷高速化」とかいうオプションをはずしてみましたが、変わりませんでした。
その下に「エプソンプリンタポートを使う」というチェックがあり、これもはずしてみましたが何も変わりません。しかし「エプソンプリンタポート」って、いったい何?
システムのデバイスマネージャーで調べてみると、プリンタポートのLPT1が確かに「エプソンプリンタポート」に変わってしまっています。なんて大胆な…。
どうやらこのエプソンのプリンタは、プリンタドライバの組み込みだけでなく、ローカルプリンタポートのドライバも勝手に組み込んでしまうようです。プリンタポートに切り替え機を使って複数のプリンタに繋いでいる人はいったいどうするんでしょう。
とりあえず今は1台しか繋がっていないのでいいのですが、印刷が途中で止まってしまうのも、どうやらこの「エプソンプリンタポート」ドライバが怪しそうです。確認はしませんでしたが、前にハードディスクのマニュアルを印刷したときは、プリンタドライバのみをThinkPadからダウンロードしたので、プリンタポートのドライバはWindowsの標準的なドライバが入っていたはずです。
で、デバイスマネージャーからプリンタポートドライバの交換を試みます。"ECPプリンタポート"というのがあるので、それに変更します。
しかしエラーが出ました。ブルーの画面になって…。
これはまずいことになったかも知れません。もう一度、エプソンのドライバをインストールしてみます。
すると「このWindowsのシステムは異常です。再インストールしてください」というメッセージが出て先へ進めません。どうやらまたWindowsがお亡くなりになってしまったようです。今回はずいぶんあっけなく壊れました。
また仕方がないので、システムドライブをフォーマットしてWindowsのインストールからです。
しかし今回はWindowsのインストールの途中で聞いていくるプリンタの組み込みで、ドライバCD-ROMを指定すると、うまい具合にプリンタドライバだけをインストールすることが出来ました。
再起動してから印刷してみると、やはり印刷できました。やはり「エプソンプリンタポート」が悪かったようです。私のハードでは動作できないのでしょう。とりあえずWindows標準のドライバで印刷できるので、このままいくしかないようです。
しかしいろいろといじってみると、プリンタの状態がモニター出来なくなっていることが分かりました。インクの残量も分かりません。これはちょっと困ったことになったかな…。どうやら「エプソンプリンタポート」を組み込まないと、プリンタの状態が読み取れないという仕様のようです。
仕方が無いので、エプソンのホームページに何か情報がないかと見に行ってみました。
しかしなんとホームページにはまだ私の所有機種であるPM-2000Cのサポートコーナーは出来ていませんでした。ドライバのダウンロードサービスはありましたが、そこのバージョンは私のものと同じでした。他に何か役に立つ情報はないかと、1世代前のPM-700Cのコーナーでそれらしいことがないかを調べてみます。
FAQのコーナーに「一部のパソコンでは、ECPポートではご使用になれません」という記述があったので、それかもしれないとさっそくBIOSセットアップを調べます。ECP+EPPという設定になっていたので、EPPに切り替えます。
ところで、このECPやEPPの説明がマザーボードのマニュアルに書いてあったのですが、意味不明な記述になっていました。
EPP 最大速度で双方のパラレルポート操作が出来る
ECC 双方向性モードの中で、最大データ転送速度より速く出来る
最大データ転送速度より速く出来るなら「最大」データ転送速度ではないですよね。変な日本語です。
変な記述はともかく、Windowsを起動し、ドライバを組み込み直します。そしてプリントアウトしてみると…。
今度はうまく行きました。「エプソンプリンタポート」を使ってプリントアウトできています。
しかしどうも気になります。そう言えばプリンタを買うときに、「DMA転送で高速印字」とかいうコピーをカタログで見た気がします。今の状態ではDMAは働いていないでしょう。
プリンタの説明書を調べてみるとDMAを使う方法が載っていました。まず、プリンタポートをDMAが使える状態にしないといけません。しかし私のマザーボードでは、それはもとの設定のECPにしないと駄目なのです。
一応、説明書どおりに操作し、プリンタポートをECPにして、DMAを使える状態にします。再起動して、デバイスマネージャーで調べるとDMAの3が割り当てられています。プリンタのプロパティでもDMAを使用しているという表示が出ています。
しかしプリントアウトすると途中で止まってしまいました。うーむ。やはり説明書どおりの設定では動かないハードウェア環境のようです。
今度はBIOS設定をECPでDMAをdisableにしてみました。すると印刷できました。
となると、結論としては次の二者択一となるようです。
・エプソンプリンタポートを使うがDMAはあきらめる。
・ECPプリンタポートでDMAを使えるが、プリンタ状態のモニターはあきらめる。
考えた結果、前者をとることにしました。私のマシンの場合、DMAを使っても使わなくてもスピードはそんなに変わらないみたいだからです。
さて、解決はついたので、いよいよカラー印刷を試してみることにしました。
さすがにCPUの負担は大きく、印刷中は他の処理は重くなってしまいます。もしくは他のアプリを使うと印刷が遅くなってしまいます。しかし、Macで30分ほどかかった印刷が5分ほどで終わりました。これはありがたいことです。最高品質の1440dpiで印刷するともっと重くなりましたが、それでもA4サイズが10分ほどで印刷できました。
プリンタが使えるようになったので、今度は入力機器、イメージスキャナーの接続です。
私はMacintosh用にSCSI機器を3つ持っています。8倍速CD-ROMドライブ、MOドライブ、イメージスキャナです。このうちCD-ROMは新しく買ったので、MOドライブとイメージスキャナを接続します。
私がニューマシン用に買ったSCSIホストアダプタは、高密度タイプのD-SUB50ピンコネクタです。これにあうケーブルは持っていなかったので、新たに購入します。接続する側のMOドライブはハーフピッチアンフェノール50ピンとなっています。
CD-ROMドライブとMOドライブを繋いでいたケーブルをはずし、CD-ROMドライブ側はオープンのままで内部ターミネーターをオンにします。Macのほうはそれで終わり。
ニューマシンの方は、SCSIホストアダプタとMOドライブを買ってきたケーブルで接続します。これで接続は完了。
電源を入れると、SCSI BIOSがデバイスをサーチするのが見えます。あまりに速いのでよく分かりませんが、一応2台のデバイスが認識されたようです。
Windowsが立ち上がると、さっそくマイコンピュータを開いてみます。MOドライブはちゃんと認識していました。試しにディスクを入れてみると読むことができました。もともとこのMOドライブはThink Padで使えていたので実績はあったのです。
さて、問題はイメージスキャナです。
もともと、このイメージスキャナはMacのときでもいろいろと問題を起こしていました。MacのときのSCSI IDの割り振りは次のようでした。
ID 0 スキャナ
ID 1 MOドライブ
ID 2 なし
ID 3 内蔵CD-ROMドライブ
ID 4 外付けCD-ROMドライブ
ID 5 なし
ID 6 プリンタ(Canon製)
ID 7 Mac本体
で、スキャナがそこでID 0になっていたのは理由があります。もともとID 0はMOドライブが使っていました。
スキャナを買ったとき、購入時の設定がID 2だったので、空きのIDだったため、そのまま繋いで使おうとしました。
するとソフト(TWAIN)が全然スキャナを認識してくれません。それどころか関係のないMOドライブのアクセスランプがつきっぱなしになり、ソフトも固まってしまいます。MOドライブの電源を切っておくとちゃんと認識するので、MOドライブと何かがぶつかっているようです。
SCSIのユーティリティで見てみると、メルコ製のMOドライブのドライブ自身はエプソン製でした。そしてなんとスキャナもドライブの振りをしてSCSIに繋がっているようです。ぱっと見ただけではどちらがMOドライブで、どちらがスキャナか見分けがつきません。
これはどうやらソフトがスキャナを探そうとして、間違えてMOドライブをスキャナと思い込んでアクセスしているということのようです。で、IDの順番を入れ替えてスキャナのIDの方を小さくしたところ動くようになりました。
このMacのときの経験と、接続をそのまま引き継いだため、スキャナのIDが0、MOドライブのIDが1のまま、ニューマシンに繋がることとなったわけです。
ちなみにメーカのエプソンは、このスキャナが使えるSCSIホストアダプタを指定しており、それ以外のホストアダプタは動作を保証していません。SCSIなのにホストアダプタによって使えたり使えなかったりするには納得がいきませんが、Think Padで使っていたアルファデータのSCSIカードでは、どうやってもこのスキャナは認識しませんでした。
しかし今度はハイスペックなマシンを作ったので、なんとかスキャナも使いたいところです。私が買ったTekram製のホストアダプタDC-310Uも、エプソンの動作保証には入っていませんでしたが、ニフティのFASUSでは、このDC-310UのBIOS付きであるDC-390Uでエプソンのスキャナが使える、という書き込みがあったので、動くだろうと期待していました。
ところで、このエプソンのイメージスキャナGT-5000はMac用とAT互換機/98機とモデルが別れており、私はMac用を買ったので、Windows用のドライバは持っていませんでした。エプソンのホームページには最新のドライバがあり、MacユーザーがWindows版をダウンロードして使うこともライセンス上問題ないようなので(ホームページではマシン乗り換え時の説明が書いてありました)、その大きなドライバをダウンロードしてみます。
ダウンロードが終わるとさっそくインストールしてみます。このファイルにはスキャナのドライバとTWAINのモジュールと、スキャナ用のアプリケーションが入っています。
インストールは問題なく終わりました。しかし、設定ソフトを立ちあげてみると、やはりスキャナが認識できないようです。Think Padのときと同じく、全然スキャナが見えません。
やはりこのSCSIホストアダプタでは駄目なのか…、と思いながら、いろいろ設定を変えてみます。と言ってもWindowsでは何も設定できないので、SCSI BIOSの設定を変更してみることにします。
SCSI BIOSは、マザーボードのBIOSと同じフラッシュROMに入っていますが、マザーボードのBIOSから呼び出される形式になっています。マザーボードのPlug and Play BIOSがイニシャライズを済ませた後に呼び出されるようです。この瞬間をねらって(ちょっと余裕はありますが)、Ctrl+Cのキーを押すとSCSI BIOSの設定に入ります。
転送速度を20MB/sから10MB/s、5MB/sへと落としてみたり、BIOSによるスキャンをやめてみたりしましたが、やはりスキャナを認識しません。
八方塞がりになってしまったので、もう一度、エプソンのホームページへ行ってみました。FAQの中に、スキャナを認識しないときはGT-6500モードを試してみてください、という記述がありました。説明書を読んでみると、ID切り替えのつまみをある位置にするとGT-6500というスキャナの互換モードになるようです。ただしこの場合、SCSI IDが2に固定されます。今のところID 2はあいているので、GT-6500モードにしてみます。
すると、認識しました!
テストもOKになり、アプリケーションから実際に読み取ることも出来ました。
一回認識したら元に戻しても大丈夫なのでは、と思い、またGT-5000モードに戻してみます。するとやはり認識しません。なぜなのでしょう。
そういえば昔、このスキャナを修理に出したとき、勝手にID 2に変更されて帰ってきたことがありました。しかも「SCSI IDを変更しないでください」という注意書きまでついていました。そんな無茶な、と思い、そのときはさっさと変更して使っていましたが…。
試しにIDを2に変更してみました。そう言えばGT-6500モードもIDが2で固定されています。
すると今度はGT-5000で認識しました!
どうやら、このドライバソフトはIDが2でないと正常に認識できないようです。エプソンの指定のSCSIアダプタなら問題ないのかも知れませんが…。
IDが2でないといけないとはいえ、とりあえずスキャナもクリアです、プリンタとあわせて画像用入出力機器が両方とも使える環境になりました。
さて、ここまでで本格的に使える環境が整ってきました。
次回「さらなる拡張編」は、さらにオプション機器、外部MIDI音源と内蔵モデム、そしてUSBのインストール、そしてメモリの拡張を行います。
■拡張編
前回でパソコンとして使える環境が整いました。今回は更に快適な環境を目指して拡張を行います。
そのまえにマザーボードのBIOS関係でいろいろおもしろいことがあったので、先に書いておきます。
時はマシンを組み立てた直後にさかのぼります。
組み立てた翌日、この日は休日で昼近くまで寝ていたのですが、起きてみるとマシンが立ち上がっています。前夜遅くまで格闘していたので、電源を切るのを忘れていたのでしょう。
その日の夜は電源が切れていることを確認して、眠りました。翌朝起きてみても大丈夫のようです。
しかし出勤すると家から電話がかかってきました。なんとマシンの電源が入っているというのです。ディスプレイは省電力モードに入っているはずなので、まあ、本体が立ち上がっているだけなら問題ないだろうと考え、そのまま置いておくように頼みました。
しかし、家に帰ってから見てみると、なんとWindowsの起動途中で止まっているようです。起動途中で固まったこともそうですが、もっとも不思議なのは、なぜ勝手に電源が入ったのか、ということです。
考えられるのは、
1.誰かが誤って電源ボタンを押した。
2.タイマー機能でパワーオンした。
3.モデムに起こされた。
の3つくらいです。
1.は親に聞いてみましたが、近寄りもしていないと言います。また、うちには猫がいますが、ここしばらくずっと私の部屋には入ってきたことがないので無関係でしょう。
2.と3.はBIOSの設定を調べれば分かることです。特に私はモデムの電源を入れっぱなしにしていたので、3.が怪しいようです。しかしシリアルポート接続のモデムがマシンの電源を入れられるのでしょうか?
BIOSの設定を調べてみると、タイマー機能はオフになっていましたが、モデムによるパワーオンがイネーブルになっていました。これに間違いないようです。
翌日は、この設定をDisableにし、モデムの電源を切っておきました。帰ってきても電源は入っていなかったので、やはりこれが原因だったようです。便利な機能なのかも知れませんが、デフォルトでイネーブルになっているとは迷惑な話です。
まあ、とりあえず勝手に起動することの解決はつきました。
ところで、このBIOS設定画面の右半分にはマシンの、特にマザーボード関係の状態が分かる項目があります。CPU、電源、シャーシの各ファンの回転数、マザーボードの温度、各系統の電源電圧などが表示されるのです。
電源ファンの回転数が4550rpm、温度が25度、電源電圧が2.8V,3.3V,5.0V…、と言ったふうに表示されています。
電源ファンの回転数は表示されていますが、CPUファンの回転数が表示されていません。私が使っているファンは3ピン式の回転数がモニター出来るタイプのファンなので、表示されないといけないはずなのですが、表示されていないのです。電源ファンの回転数は表示されているのに…。
あれ? 電源ファンなんて、どうして回転数が分かるのでしょうか? 電源ユニットに組み込まれているのですから何らかの方法でマザーボードに情報が送られてこないと不可能です。マニュアルを開いて電源コネクタを調べてみましたが、それらしい信号は出ていません。となると…。
そう、CPUファンのコネクタを間違えて電源ファンのコネクタに差している!
マニュアルを調べてみるとやはりそうでした。CPUのそばにあったコネクタなので、てっきりCPUファン用だと思っていたのですが、実は電源ファンのコネクタだったのです。正しいコネクタに差し替えてから起動して見てみると今度はちゃんとCPUファンの回転数が表示されました。電源ユニット内蔵のファンの回転数はもちろんモニター出来ないようです。ファンを交換すれば別ですが。
さて、このファン回転数や電源電圧、温度等はコンピューターを使用中も監視でき、異常があれば警告が出せるようにできるということなのですが、LDCM(LANDesk Criant Manager)というソフトを組み込まないといけないようです。
このLDCMはマザーボードの付属のCD-ROMに入っていたので、さっそくインストールを試みます。
すると最初に「インターネットエクスプローラー4.0を組み込まないといけません。組み込みますか?」というような意味のメッセージが出ました(もちろん英語で)。
インターネットエクスプローラーは、先に音源ボードのソフトをインストールするときに間違ってインストールしてしまい(ボタンを何気なくクリックしていたら、気がつくと勝手にインストールが始まっていた)、困ったことになったことがありました。エクスプローラ(普通のドライブやフォルダの中身を見るほうの)のメニューやダイアログが1/3くらい英語になってしまったのです。どうやらインターネットエクスプローラー4.0は勝手にエクスプローラーの一部(もしくはWindowsの一部)を書き直してしまうようです。
しかし、インターネットエクスプローラーを入れないとLDCMを導入することが出来ません。このCD-ROMに入っているのもおそらく英語版でしょうから、また英語のメニューになってしまうのは見に見えています。はたして、どうしたものか…。
そこで、日本語のインターネットエクスプローラーがあったのを思い出しました。Windows95 OSR2.1におまけでついてきていたのです。これなら日本語のままになるはずです。
しばらく悩んだ後、おかしくなったらもう一度Windowsからインストールだ、と腹を決めて、インターネットエクスプローラーのインストールを始めます。
途中で、どの程度導入するのかを聞いてきました。「標準」と「完全」の2種類です。もう再インストールの覚悟ができているので、恐いもの見たさに「完全」を選択します。
長いインストールのあと、再起動。起動後、またインストールの続きが行われ、思ったより長い時間がかかってインストールが終了しました。
しかしなんかデスクトップが変です。勝手にインターネットエクスプローラーがデスクトップを変更したようです。メニューバーも左端にアイコンが4つほど勝手に作られ、スタートメニューも感じが変わっています。「完全」インストールを行うとこのようになるのですね。
しかしドライブのフォルダを開いてびっくりしました。普通のフォルダのウインドウがインターネットエクスプローラーのウインドウそっくりになってる! インターネットとローカルがシームレスに扱える、といううたい文句はこういうことだったのか…? うーむ、余計なお世話…。
気を取り直して、LDCMのインストールに移ります。CD-ROMを入れ替え、インストールを開始します。こちらのインストールは簡単に終わり、再起動を要求されました。
再起動してみると、なんと起動がおそい! Windowsのデスクトップが表示されてからマウスカーソルが砂時計になったまま待たされ、やっと終わったかと思ったら、まだハードディスクがしばらくカラカラと鳴っています。システムを変更した最初の起動は時間がかかることがあるので、これもそうなのでしょうか。
さて、やっと念願のLDCMを立ちあげます。といっても常にバックグラウンドでシステムの監視をしているようなので、コントロール用のウインドウを開くだけなのかも知れませんが。
ウインドウは開きましたが、なんやらフロッピーやらハードディスクが鳴り続けています。しばらくすると表示が出ました。「警告! ドライブGとIの空き容量がありません(本当は英語です)」
ドライブGは圧縮ドライブの元のドライブ。Iはもともとデータでパンパンにして使うつもりだったので、警告されるのは大きなお世話です。ぬぬぬ…。しかもインストール時に5分おきに調査するように指定した(デフォルトがそうなっていた)ので、5分おきにパカッとダイアログが開いて同じことを警告してきます。
いろいろといじってみるとドライブの監視をやめるオプションがありました。しかしこれをオンにすると、すべてのドライブの監視を止めてしまいます。指定のドライブだけ禁止してくれればいいのに。うーん…。
診断機能では、ちゃんとファン回転数と温度と電圧も見ることが出来ました。しかし、本当にメリットはそれだけのようです。5分おきにチェックが入るし、Windowsの起動が遅くなるし(何度か確認しました)、と、あまりいいことはありません。
しらばらく使ってみたものの、あまりにメリットがないので、アンインストールすることにしました。
はたしてちゃんと取り外すことができるのか疑問でしたが、ダメ元でやってみると、アンインストールは簡単にすみました。ついでにインターネットエクスプローラーもアンインストールします。
しかし、システムがもとに戻るとまたよくない考えが湧いてきます。「もしかして起動が遅かったのはインターネットエクスプローラーを完全インストールしたせいではないか」と。
再びインストールしてみます。今度は「標準」ですませます。するとインストーラーが「すでに更新されたコンポーネントがあります」と言ってきました。うわさどおりインターネットエクスプローラーは完全にアンインストールしないようです。まあ、それはほっといて、続いてLDCMを組み込みます。
しかしやっぱり起動が遅かった。またアンインストールです。今度は邪魔臭いのでインターネットエクスプローラーは残しました。あとで問題があったら消しましょう。
LDCMはさておき、先に書いたとおりモデムで電源が入るという問題はかたづいていたのですが、このモデムはいくつかの問題がありました。
まず第1に、使うときに電源を入れ、使い終わったら切らないといけないこと。当たり前なのですが、Macintoshでは連動コンセントを使っていたので、今のコンピュータ本体に連動コンセントが無くて、連動しないのが結構面倒に思えます。
次に、通信が終了してもすぐにオンフック(切断)してくれないこと。ニフティ用通信ソフトのNiftermはこの問題をソフトで解決してくれているのですが、ダイヤルアップネットワークを使ったときにはなかなか切断してくれません。いつも電源スイッチをオフにして切っていました。
それに28800bpsというスピードがそろそろ遅く感じてきていました。ここは一気に56000bpsに乗り換えようかな…。
WWWの広告を見ていると、内蔵モデムなら56kflexのモデムが1万円ちょっとであるようです。内蔵のほうが、別に電源をとる必要もないし、個別に電源スイッチをオンオフする必要もないので便利。シリアルケーブルを引きずることもないので配線もすっきりするでしょう。と言う理由で内蔵モデムにすることに決め、購入に出かけました。
日本橋のショップに入ると、Diamond MultiMedia社のSupra Express 56iというモデムカードが11,800円であったので、それを購入します。英語マニュアルのバルク品ですが、まあ、なんとかなるでしょう。ちなみにパッケージ版は5千円ほど高かったです。また、日本製らしきちゃんとパッケージに入ったメーカーの分からないモデムカードが1万円ほどでありました。
さて、家に帰るとさっそくインストールです。
ISAのカードなので、一番下のISAスロットに差します。これでISAスロットは打ち止めです。ISAスロットが2つしかないのは困ったことかも知れませんが、数多くあったとしてもどうせ割り込みとかが足らないので同じことでしょう。
モジュラーケーブルを繋げは、取り付けは簡単に終了。おもむろに電源を入れると、PnP BIOSがちゃんと認識して組み込まれました。Windowsが立ち上がると、どうやらCOM3ポートとして認識しているようです。問題なさそうなので、フロッピーからモデムのドライバをインストールします。
あっけなくドライバのインストールも終了。試しにターミナルソフトを立ちあげて、タイプしてみるとATコマンドを受け付けたので、問題なく動いているようです。
さっそくNiftermに接続ための設定を行って使ってみます。TAPIはちょっと不安だったのでCOM3のダイレクトにして、直接ATコマンドを打ち込んで設定しました。
さて、オートパイロットを実行してみると…。
接続できました。しかも33.6kbpsで接続できています。繋いだのは最大33.6kbpsのアクセスポイントだったのですが、今までThinkPadで使っていたカードモデムでは31.2kbpsまでしか繋がらなかったのです。それがいとも簡単に33.6kbpsで繋がりました。
これはいけるかも…、と56flexのアクセスポイントに繋いでみます。長いネゴシエーションのあと、無事に繋がりました。さすがに56kbpsでは無理でしたが、46kbpsまでは繋がるようです。これでも今までのスピードから比べると大幅にアップしたことになります。うーん、快適。
通信環境も大幅に改善されました。あと残ったものは…、と周りを見回してみると、外部MIDI音源のローランドSC-88VLが残っています。今まではMacintoshで使っていたものです。
このSC-88VLという音源は、MIDI入力が2系統あります。音源回路は一体なのかもしれませんが、外部から見るとMIDI音源が2つ入ったような構造になっているわけです。MIDIは1本で16chですから、このSC-88VL1台で32ch扱えることになります。
で、パソコンに繋ぐには、MIDIケーブルを使わなくてもシリアルポートから繋ぐことができ、この入力は2つある音源の片側だけに渡されます。パソコンから2つの音源を同時に鳴らそうとすると2本ケーブルを繋ぐ必要があり、しかも片側はシリアルポートでは駄目でMIDIポートが必要です。
私のMacはMIDIインターフェースは入れていなかったので、シリアルポートだけで繋いでいました。したがって今まで2つの音源のうちの1つは鳴らされずに眠っていたことになります。
で、この眠っていたほうの音源にニューマシンを繋いでしまおう、という計画が沸き上がったわけです。
さて、もちろん私はわざわざMIDIインターフェースボードを入れるつもりはありません。もうスロットの空きが厳しいですし、これ以上お金をかけるのも大変だからです。コンピュータのシリアルポートからMIDIに変換するアダプタを使って接続する方法もありますが、これも変換アダプタとドライバソフトが必要です。
ここで登場するのが音源ボードのSound Blasterです。Sound Blasterはオンボードの音源チップを使ってMIDIデータを鳴らせるのが大きな機能ですが、実はMIDIインターフェースも持っており、ジョイスティックのポートから出力することができます。そしてこのドライバソフトは付属しており、すでにインストールされているので、あとはケーブルを買ってくれば接続できることになります。
思い立ったが吉日。さっそくケーブルを買いに行きました。Sound Blasterの製造元であるCreativeとYAMAHAのケーブルがありましたが、値段でCreativeにしました。1600円ほどでMIDIケーブル単体と比べても安上がりです。このケーブルには、ジョイスティックを繋ぐコネクタと、MIDI-INとMIDI-OUTのケーブルが分岐しています。
そのケーブルを見ていると、ついでにジョイスティックも欲しくなり、今度はそっちの売り場へ直行です。
いろいろあるものの、さすがにジョイスティックは大袈裟で気が引けます。考えた末、MicrosoftのSidewinder Game Padにしました。アナログスティックではないのが残念ですが、とりあえずはこれでもなんとかなるでしょう。ゲームは先に、「F22 ADF」と「Tomb Raider 2」というのを買ってありました。
家に帰るとさっそく接続です。Sound Blasterのゲームポートに買ってきたケーブルを繋ぎ、その続きにゲームパッドを繋ぎます。そしてMIDI-INとMIDI OUTはそのままSC-88VLへ。
さて、Windowsを立ち上げ、出力を外部MIDIポートに切り替えると、メディアプレーヤーでMIDIデータを鳴らしてみます。
あれ? 鳴りません。全然データが送られていないようです。なぜでしょう?
あ、MIDI-INとMIDI-OUTを逆に繋いでいました。ケーブルの先にMIDI-INと書かれてあったので、SC-88VLのMIDI-INに繋いだのですが、これはMIDI-OUTに繋がないといけないのでした。あたりまえと言えば当たり前ですが、紛らわしい表記の仕方ですね。
今度は鳴りました。久しぶりに聞くSC-88VLの音ですが、やはりいい音です。Sound BlasterのAWE32音源もそこそこなりますが、ひと味もふた味も違います。繋いでよかった。前にスピーカーの接続のところで書いたように、スピーカーからはSound BlasterとSC-88VLとMacの音がミックスされて出力されるので使い勝手も悪くありません。
周辺機器はこれで最後です。本体の後ろから出ているコネクタはほとんど繋がってしまっています。
いや、まだ繋がっていないコネクタがありました。それは…。
USB。
でも、さすがにUSBの機器はないですね。そろそろキーボードやマウス、フロッピードライブにプリンタなんかが出てきているようですが、別に必要なものではありません。
しかし先にUSBのセットアップをしておくのも一興です。あたらしいデバイスを使う準備をしておくことは魅力的ではあります。
しかし、これには1つ問題がありました。
440LXチップセットのためのパッチをWindowsに当てているのですが、USBを使うためのUSBサプリメントのインストールはそのパッチ当ての前に行わないといけないらしいのです(Windows95はそのままではUSBに対応していない)。
私はすでにパッチを当ててしまっているので、困ったことになりました。試しにUSBサプリメントを入れてみましたが、やはり組み込めませんでした。
うーん、と悩んでいると、マザーボードのCD-ROMにパッチのアンインストーラーがあるのを思い出しました。どうせ再インストールになるのなら、これを試してみてもいいでしょう。
やってみるとアンインストールは出来たようです。しかし再起動するとせっかく認識してたビデオカード、SCSI、ネットワークカードが全滅しました。IDEハードディスクも元のスタンダードEIDEのドライバに戻っています。
とにもかくにもUSBサプリメントをインストールし、再びパッチ当てを行います。
再起動するとビデオカードが再び組み込まれました。SCSIも組み込まれました。次はネットワークカードです。あれ? ハングアップしてしまいました。キーボードリセットも利きません。ハードリセットです。
今度はネットワークカードを組み込まずに先へ進むと、無事にWindowsが起動しました。調べてみるとUSBも組み込まれているようです。デバイスは何にもありませんが…。
さて、ビデオカードとSCSIは復帰しましたが、ネットワークカードがまだです。Windowsが起動したので、もう一度入れてみます。
やはりまたハングアップしました。それから何度かやってみましたが、やはり組み込めませんでした。BIOSにもどって調べてみると、割り込みがUSBと重なっていることがわかりました。
USBをインストールするまで正常だったので、どうやらUSBと割り込みが重なったことが原因のようです。このネットワークカードのドライバは割り込み共有が出来ないということでしょうか。せっかくのPCIなのに…。
さて、対策ですが、調べたところ、もう割り込みは全然余っていません。すでにビデオカードとSCSIアダプタが重なっていますが、それでも足らないのです。どれか一つ、デバイスを殺さないと…。
考えた末、COM2を殺すことにしました。モデムが内蔵になったのでとりあえずCOMポートは必要ないからです。しかし今回はこれでしのげますが、もうこれ以上ボードを差すことが出来ません。マウスをUSBに移すか、CD-ROMドライブをIDEからSCSIに変更するかして割り込みをあけないと…。
こうなると2枚のISAのボードが恨めしく思えてきました。
COM2ポートが使えなくなりましたが、周辺機器はフルに整うことになりました。となると、今度は本体のメモリの貧弱さが目立ってきます。CPUはダントツに速いのに、メモリーが32MBなのですから、ちょっと大きなアプリケーションを動かすと仮想メモリを使い始め、スピードが落ちてきます。特に、新しいマシンが欲しかった最大の理由であるペイントソフトを動かそうとすると、とたんに仮想メモリになってしまうのがつらいです。
これにはメモリの増設しかありません。しかし私のマザーボードはメモリーソケットは3つしかないのです。小容量のDIMMを差していたのではすぐに頭打ちになります。ここは一気に128MB DIMMをねらわないと…。
ということで、32MBのDIMMの引き取り手が見つかったこともあって、一気に128MB DIMMにグレードアップ! ちょっと値段が高いのがつらかったですが、いた仕方ありません。
購入すると喜びいさんで家に帰り、DIMMを交換します。里子が決まった32MBのDIMMはもう取り付けずにはずし、128MBを1枚だけ差します。
ふたを閉めて電源オン! BIOSはちゃんと128MBを認識しました。Windowsも認識しているようです。では、さっそくペイントソフトの「ウルトラキッド」を立ちあげて、データを読み込んで作画開始。
おっと、まず先にメモリの使用状況を見ておきましょう。32MBのときは最初から仮想メモリを使っていましたが、さすがに128MBもあるとまだ物理メモリがあまっています。さすがにこれなら快適でしょう。
おっ。描ける描ける。サクサク描けます。フィルタなんかも使ってみましょう。さすがにフィルタはちょっと時間がかかりますが待てる範囲です。ではレイヤーを使ってみましょう。レイヤーを使ってもスピードが落ちませんね。快適です。では、ここでさらにフィルターをかけてみましょう…。カラカラカラ…。
……!
あ…、仮想メモリに行ってしまいました……。
128MBあっても駄目なようです。まあ、もうちょっと様子を見て…。あ、なんかダイアログが…!
「メモリーが足りません」
がーん! 128MB積んでもまだメモリーが足りない! 仮想メモリも使っているのに…。
本当はもっと大きな絵が描きたかったのに、これでは望み薄です。さらにメモリーを追加しないといけないのか…。
ここまで来てはあとに引けないので、1週間後、もう1枚、128MB DIMMを買いに行きました。余談ですが1週間で値段が3千円下がっていました。ちなみにその翌週にはさらに5千円下がっていました…。なんとECC付で38,800円になってます。すごいことです。これからはメモリーも256MBオーバーの時代ですね。
ところで私がCPUを266MHzにしたのにはメモリーが関係しています。
最初は233MHzにするつもりでした。でも最終的に333MHzCPUに積み替えるつもりなのです。で、PetiumII 333MHzにはECC付きしかない→ならECCが使ってみたいのが人情だ→ならばメモリーはECC付きを買わないといけない→なら最初からCPUもECC付きが欲しい→233MHzのECC付きが売っていない→じゃ、266MHzのPetiumIIだ。となったわけです。
で、何はともあれ、私のマシンも256MBというとんでもないメモリー容量のマシンとなりました。
さて、再びペイントソフト「ウルトラキッド」です。
さすがに今度はメモリーが余っています。大丈夫です。では、もっと大きい絵を描いてみましょう。描けます。こんなに大きくてもすらすらと描けます。しかし20MBのイメージを作画するのに、なぜ256MBものメモリーが必要なのでしょうか…。カラカラカラ…。
あれ? なんとまた仮想メモリに行ってしまいました。
げっ! 256MBでも駄目なのか…。でも今度は「メモリーが足りません」が出ないので、仮想メモリーのままで作画を続けましょう。
1時間後。
うーん。今日はこれまでにして、作業を止めましょう。ではウルトラキッドを終了して…。あれ? 終了してくれません。異常終了してしまったようです。データはちゃんとセーブしてくれたかな? あ、ちゃんとしているようですね。でもなんかおかしいような…。
あーっ! ディスクの残り容量がない! 800MBほどあったはずなのに、いったいなにが…。
調べてみると、なんと仮想メモリのファイルが700MBになっていました。ウルトラキッドが700MBもの仮想ファイルを使ったようです。これは…。
バグだ……。
どうやらウルトラキッドのバグのようです。ということは、もしかしたら128MBのメモリでも大丈夫だったのかな…?
あーあ。とにかくバグフィクス版をメーカに請求して、それが手に入ってからもう一度評価してみましょう…。
ということで、今回はおしまいです。
なお、アスキーサムシンググッドの名誉のために言っておくと、メモリ過消費バグは「ウルトラキッド」のせいではなく、ASUSTekのビデオドライバのせいでした。ビデオドライバをバージョンアップするとうそのように直りました。